【家庭で使用している石鹸】問題ないですか?海外では販売禁止になってる商品かもしれません
はい、どうもみなさんこんにちわ。
ひかりです。
今回ですけども、みなさんが家庭で使用されている石鹸について、
実はそれ、アメリカなどの海外では販売禁止になってしまっている石鹸かもしれません。
ということで、どう言った石鹸(せっけん)が対象なのかを今回記事にまとめたいと思います。
家庭で使用している石鹸は問題ないですか?
もう3年も前になる話しですが、厚生労働省から
「トリクロサン等を含む薬用石鹸の切り替えを促します」という発表をされています。
しかし、なかなか我々そこまで見ないですよね。
実は2016年に米国食品医薬品局、通称FDAがトリクロサン、トリクロカルバン等19成分を含む、抗菌石鹸を1年以内に販売禁止をするという措置を発表しています。
僕たち、私たちは手洗い・うがいは大事なんだぞと小さい時から幾度となく言われ続けてきました。
しかしながら、抗菌効果のある一部の石鹸が健康に悪影響を及ぼす成分が含まれていると最近の研究で明らかになってきました。細菌の抗菌だけに。
そこで今回、その詳細に迫っていくべく、我々はアマゾンの奥地を足を踏み入れた。
トリクロサン
今回特に問題となっているのはトリクロサンという成分。一見聞き慣れないワードではあると思いますが、一部日本の薬用石鹸にも使用されており、各石鹸メーカーは切り替えの動きをしてきています。
トリクロサンは抗菌剤として、薬用石鹸の他に、ローション、歯磨き粉等にも使われております。又、それ以外でも、化粧品、衣類、家具、プラスチックおもちゃなどかなり広範囲に使われているのが現状です。
どう言った危険性があるのか
■ホルモンの分泌量を変化させてしまう
マウスを使った研究とのことですが、トリクロサンによって血液中の甲状腺ホルモンの量を低下することがわかりました。又、同様にカエルを使った研究でも、少量のトリクロサンに晒されただけで、ホルモン情報伝達系を乱してしまったそうです。
■エストロゲンの分泌異常を引き起こす
女性のホルモンバランスを乱してしまう恐れがあります。
エストロゲンの働きに影響を及ぼすことがわかっており、乳がんにかかるリスクが増す可能性があると指摘されております。
■筋肉の活動の低下
実はこちらも実験で、人間の筋肉細胞のサンプルをもとに研究したところ、毎日トリクロサンに晒される筋肉細胞は正常に機能しなくなることが明らかになったそうです。
他にもマウス等を用いた実験でも同様な結果が得られているそうです。
■抗生物質が効かない
抗菌・殺菌効果が高い製品はあらゆる製品に含まれ、あらゆる場面で使用されているため、トリクロサンが我々の生活に浸透していく中で、トリクロサンの過剰使用が原因で抗生物質が効かない薬物耐性を持った細菌が出てきてもおかしくないと言われ、心配されております。
トリクロサンが含有されているかどうか
トリクロサンが使用されているかどうかは、製品後ろのラベルの成分表の確認をしっかりと行うことが先決です。
石鹸に関しても、トリクロサンを含んでいるからと言って普通の石鹸と比べて除菌効果があるかと聞かれたら、そうでもなく、あまり変わらないという研究結果も出ているため、健康面でのリスクを考えると普通の石鹸で十分だと考えます。
石鹸以外でもボディーソープや、歯磨き粉等も注意してみる必要があります。
最後にトリクロサン、トリクロカルバンを含む身の回りの製品
●ミューズ
●ビオレu 泡ハンドソープ
●歯磨き粉 ピュオーラ
●歯磨き粉 GUMデンタルリンス
もちろんこれ以外にも山ほどありますが、かなりの頻度で使用されてるであろう身の回りの家庭用品です。
今一度ご確認ください。
最後に
今、自分自身がご使用されている、本当に安全性の高いものかどうなのか、今一度見直してもいいかもしれませんね。
今回は身の回りにも潜む危険性ということで簡単にまとめさせていただきました。
それでは今日はこのへんで、
どうもありがとうございました。